日本の経済を心配する記事を

多く見かけますが

実はアメリカや欧州の方が

深刻ではないかと言う意見を

時折見かけます




欧州の中でも経済状態が安定していると

言われているドイツについて

この記事の抜粋を少し紹介しますと・・・




現在の状況は、最悪の場合、大恐慌になるといった程度ではなく、ユーロという通貨が紙切れになってしまうかもしれないほど深刻らしい。ギリシャ救済やら、イタリア救済やら、ひいてはユーロ救済を丸抱えしてしまっているドイツでは、もちろん毎日のようにトップニュースだ。」(現代ビジネス2011年9月16日 川口マーン恵美氏のレポート)



ギリシャの経済は、もう誰の手にも負えなくなっている。しかも、ギリシャだけではなく、スペインもイタリアもポルトガルも、やはり手に負えない負債を抱えて、日に日に信用を失いつつ、ぴったりとその後に続いている。ユーロは、崩壊し始めれば意外にもろいかもしれない。」(同上)



「たとえギリシャを見捨てても、その後に続くポルトガル、スペイン、イタリアはどうするのかというもの。こうなるとドイツはまさに、自分は元気で泳げるのに、沈没しそうな病院船から降りられない船長のようだ。」(同上)



「ドイツ議会が次のギリシャ資金援助についての結論を出すのが、9月の終わり。事態は、まさに予断を許さない。」(同上)




とドイツの苦悩が伝えられています。




欧州全体の問題として

ドイツが取り組むのか

自国の利益を優先して

対応するのか

国民の意見は大きく分かれている様子




これだけ欧州の経済が混乱しているのは

ギリシャの事情もあるようですが

アメリカの金融機関の破綻の

影響も大きいような感じですね




イタリアが国債を中国に

買ってもらおうとしている記事も

見かけましたし

大変みたいです・・・




それに比べて

今回の東北震災や

原発事故のようなことがあっても

日本の国債が

紙切れになるようなことは

ないでしょう

日本のように

売るものや

技術がある国で

なおかつ

政府の借金である国債(国の借金ではない)を

海外の資本ではなくて

国内で

請け負っている

場合は

別に

海外から

国債の評価を

下げられようと

ギリシャのような場合と比べて

影響は少ないと思います。




欧州のように

大きな地域を

一つの経済圏として

安定させるには

各国の経済的な力の

バランス維持が大変でしょうから

今まさに

その理想と掲げた看板を

降ろすかどうかの瀬戸際に

立たされているという感じでしょうか・・・




世界史において

欧州やアメリカの功罪についての

評価は分かれることですが

世界が

大きな時代の変わり目に

突入していることは

間違いないと

思っています。

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