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原子力発電による費用について
立命館大学の国際関係学部教授で
環境経済学の大島堅一氏の話を
マル激トーク・オンデマンド 第523回(2011年4月23日)
『「原発は安い」は本当か』
と
東洋経済オンラインの2011年6月21日の記事
『原発「安価」神話のウソ、強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ』をもとに
まとめますと・・・
原子力発電による
発電費用を算出するための
前提となっている
経費について
試算が楽観的だったり
抜け落ちていることがあり
実際は
自然エネルギーよりも
高くなる可能性が指摘されています
まず
国は原子力発電費用の計算に
「発電費用」(燃料費や人件費等)と
「バックエンド費用」(使用済燃料の再加工や処理費用)
しか算入しておらず
特に「バックエンド費用」は
現在半分しか処理能力のない状況での資産で
あと半分の処理費用が
見積もられていない
また
今回のような原発事故に関する費用
や
原発誘致の補助金や交付金も
含まれていない
それに
原発の余剰電力を有効活用する
揚水発電が
原発立地には不可分だが
その費用も外されている
そして
全体の7割が支出されている
技術開発費や立地対策費が
特別会計として
税金から
支出されており
必要なコストの一部に
税金が使われていることもあり
原子力発電費用は
実際より
安く
見積もられていると指摘されています
そして
これだけの費用があれば
風力発電や太陽光発電を
市場でテイクオフできるとの話。
